前回の記事で、
「人と会ったあとに疲れるのは性格のせいじゃない」
と書きました。
では、その疲れの正体は何なのか。
今回は、その話をします。
正解探しの正体は、
「人との関係で安心したかった」という欲求です。
よく見られたいわけでも、
目立ちたいわけでもない。
生き残るためだったんです。
生活する中で起きた出来事や、感じたことを話した時に、
「それはあなたが悪いからでしょ?」
「なんでそんなことするの?」
「そんなことで泣くな。」
「うるさい。」
「分かるように話してよ。」
「大変なの見たらわかるでしょ。後にして」
そんな否定的な言葉や態度で、
気持ちを受け取ってもらえなかった経験があると、
人は少しずつ、気持ちを出すことをためうようになります。
今、言ってもいいのか。
内容は間違ってないか。
相手の機嫌はどうか。
その場の空気を伺わないといけない環境だったんです。
感じたままに出すと、受け取ってもらえない。
居場所が脅かされるような感覚。
間違ってはいけない。
空気を察しなくてはいけない。
正解を見つけないといけない。
そんな危機感を持って生きていると、
「人と関わるって、そういうものだ」
という感覚が、自分の中のデフォルトになります。
自分の感じたままでは、
価値がないと思わされる経験をしてきたから。
人は一度身に付けた「身を守る方法」を、
たとえ安全な場所に来ても、
すぐに手放すことはできません。
正解探しは、
あなたをここまで守ってきた方法だからです。
ずっと頭の中で、
答えのない問題を解き続けている。
それでは、疲れてしまうのも自然なことです。
あなたが弱いからじゃない。
ちゃんと、生き延びてきたからです。
では、この癖とどう付き合っていけばいいのか。
それは、また次の記事で。